「カモ池」は昔「ツル池」だった
半田市北部にある上池は、道を挟んで南側にある七本木池とともに、数年前まで冬になるとたくさんのカモがくることで有名で、「カモ池」と呼ばれてきました。 少なくとも20年前の冬にはパンを投げるとカモが寄ってくる楽しい場所だったことを記憶していますが、ちょっとここ数年はそう呼ぶにはカモの数の寂しさが増してきていますよね。 それでも近隣では、カモ池を連想させる団体名、建物など思い浮かぶ方もいるか...
半田市北部にある上池は、道を挟んで南側にある七本木池とともに、数年前まで冬になるとたくさんのカモがくることで有名で、「カモ池」と呼ばれてきました。 少なくとも20年前の冬にはパンを投げるとカモが寄ってくる楽しい場所だったことを記憶していますが、ちょっとここ数年はそう呼ぶにはカモの数の寂しさが増してきていますよね。 それでも近隣では、カモ池を連想させる団体名、建物など思い浮かぶ方もいるか...
ココ、乙川あみやき亭の右折レーン、よく混んでイライラすることもありますよね。 でも信号待ちの間、車の窓から気軽に歴史探訪できる場所なんです。 それは、阿久比川橋台。 少し西にある半田赤レンガ建物(明治31年竣工)よりも、12年ほど前にできています。 補強でコンクリートに固められていますが、レンガ積みの円柱の半分が見えます。 今から130年前、1886年(明治19年)3...
半田市の乙川地区では、除夜の鐘が鳴り始めると、「今年もまめであるように」と、十二社参りがされてきました。 伝えられているルートは、 ①神明さん(神明社) ②猿田彦さん(猿田彦神社) ③行者さん(海蔵寺内にある行者堂) ④若宮さん(乙川若宮社) ⑤毘沙門さん(香取社) ⑥津島さん(津島社) ⑦金毘羅さん(金毘羅神社) ⑧千家(せんげん)さん(浅間神社) ⑨八幡さん(乙川八幡社...
半田中学校を挟んだY字路を通ったことありますか? 名鉄住吉駅前を左に見ながら踏切を渡り、半田赤レンガ建物の手前を左折して北上すると、大きなY字路に出ます。 左斜め方向に進んで、名鉄半田口駅のすぐ前に出るこの道は、「大道(おおみち)」と呼ばれてきました。 え?ほんとに左が「大道」? 右も左も、他の幹線道路と比べると狭いものの、今では、右斜め方向、半田中学校の正門側の道路の方がまだ左よ...
星崎町にある油樽(あぶらだる)地蔵の祠。 モスバーガーやカラオケのビッグエコーの近くにあります。 住吉駅の踏切が渋滞する朝夕、抜け道に使う人も多い道。 「油樽」と書かれた大きな看板のあるこのお堂を目にする方も多いのでは? 車だとなかなか祠の前で止まることはないですよね。 お堂には、達筆な手書きの説明が貼られています。 江戸時代中頃、暴れん坊将軍 徳川吉宗の時代。 修行中の...
収穫シーズン真っ只中の半田市の田んぼ。今日、市内の田んぼをぐるっと巡ってきました。 この「はざかけ」を見つけられたのは、稲穂町、岩滑、緑ヶ丘、吉田町の4箇所でした。まだ収穫前の田んぼも多いとはいえ、想像以上に希少価値のある風景なんだなと思いました‼️ 「はざかけ」は、刈った稲を木で組んだ棚に掛けて1〜2週間干しておくことです。 刈った稲を掛けておく木の棒を、...
もう初夏ですが、半田市内では一年中、玄関先にしめ縄が飾られている家があることを、皆さん気にしたことがありますか? 「その家、ただの面倒くさがりなんじゃないの?」 いえいえ、決してそんなわけではありません。これが、「伝統的な半田スタイル」なんです。 この写真は本日2014年5月25日現在の状況です。 半田市南部を小一時間自転車で回ってみて、旧家エリアで数十軒程...
5月3日、4日開催の亀崎潮干祭。 この2日間の賑やかさと比べると、祭の無い363日は静かな街。 亀崎は、江戸時代から廻船業や酒蔵で江戸との商売が多く栄えた海辺の街です。 祭以外にも素晴らしいものがたくさんある街ですが、 まずは祭絡みで、この中切組の事務所前に掲げられているカウントダウンにご注目ください。 5月4日に訪れたところ、「あと000日」となっていましたが、 祭りの終わった5...