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収穫シーズン真っ只中の半田市の田んぼ。今日、市内の田んぼをぐるっと巡ってきました。
この「はざかけ」を見つけられたのは、稲穂町、岩滑、緑ヶ丘、吉田町の4箇所でした。まだ収穫前の田んぼも多いとはいえ、想像以上に希少価値のある風景なんだなと思いました‼️
「はざかけ」は、刈った稲を木で組んだ棚に掛けて1〜2週間干しておくことです。
刈った稲を掛けておく木の棒を、米作りの盛んな北陸では「稲架(はさ)」と呼び、愛知あたりでなまって「はざ」になったんだそうです。
今では収穫したお米は乾燥機で干すことが多いので珍しい光景になりつつあります。天日干しするとお米が甘くて美味しくなるそうで、食べ比べてみたいものです。
今日の稲穂町の田んぼでは、まさにおじさんが、はざ掛けをするために、木槌で木をコンコン打って作業をされてました。
半田市の小学校などでは市内の農家さんの協力で体験農業がされていて、田植え、稲刈り、はざかけ と体験しているお子さんもいるようです。毎日食べるお米だけに、ありがたみのある体験。
半田市はお店や工場もたくさんあるけど、綺麗な田畑が広がってたり、牛がいたり。
都会に憧れのある若い頃は「半田って中途半端だなぁ」と思ったものです。でも全国の都会や田舎を旅行してきたオトナになった今では、その中途半端さが半田の魅力だなと感じます。
買い物帰りに少し散歩すると黄金色の田んぼに赤とんぼが飛んでるなんて、いいとこ取りです。