心と体の病を救う「お薬師さん」
流行り病があるとき、心が不安になるとき、古くから人々は「お薬師さん」に救いを求めてきました。 「お薬師さん」とは、「薬師如来」という仏さんのことです。薬師如来像という仏像として、「薬師寺」と名の付くお寺にいることが多いですが、お参りしたことがありますか?
流行り病があるとき、心が不安になるとき、古くから人々は「お薬師さん」に救いを求めてきました。 「お薬師さん」とは、「薬師如来」という仏さんのことです。薬師如来像という仏像として、「薬師寺」と名の付くお寺にいることが多いですが、お参りしたことがありますか?
半田市の乙川地区にある七本木池にまつわる伝説をご紹介します。 (google航空写真より) 江戸時代、七本木池ができる前に、この辺りに7つの輪中(のちの講中、組)で1本づつ持ち寄って松の木を植えました。 7つとは、 北、中、南、飯森(もとは飯盛)、平地、新居(もとは新井)、向山 の地区単位です。 飯森や新居などは今もよくわかる地名ですが、北、中、南はピンときません。 ...
日本の文字史料は、いまから1400年前くらいの飛鳥時代以降に増えていきましたが、いまの半田市の地名として、初めて史料に出てくるのは、“乙河”です。 今では「乙川」と表記する「おっかわ」です。 いまから730年ほど前の鎌倉時代 弘安年間に書かれた「源胤雅申状」に、“英比郷内本領乙河村”と書かれているのが、今のところ最初ということになっています。 ちなみに、英比 は、阿久比(あぐひ)を、...
半田市北部にある上池は、道を挟んで南側にある七本木池とともに、数年前まで冬になるとたくさんのカモがくることで有名で、「カモ池」と呼ばれてきました。 少なくとも20年前の冬にはパンを投げるとカモが寄ってくる楽しい場所だったことを記憶していますが、ちょっとここ数年はそう呼ぶにはカモの数の寂しさが増してきていますよね。 それでも近隣では、カモ池を連想させる団体名、建物など思い浮かぶ方もいるか...
ココ、乙川あみやき亭の右折レーン、よく混んでイライラすることもありますよね。 でも信号待ちの間、車の窓から気軽に歴史探訪できる場所なんです。 それは、阿久比川橋台。 少し西にある半田赤レンガ建物(明治31年竣工)よりも、12年ほど前にできています。 補強でコンクリートに固められていますが、レンガ積みの円柱の半分が見えます。 今から130年前、1886年(明治19年)3...
半田市の乙川地区では、除夜の鐘が鳴り始めると、「今年もまめであるように」と、十二社参りがされてきました。 伝えられているルートは、 ①神明さん(神明社) ②猿田彦さん(猿田彦神社) ③行者さん(海蔵寺内にある行者堂) ④若宮さん(乙川若宮社) ⑤毘沙門さん(香取社) ⑥津島さん(津島社) ⑦金毘羅さん(金毘羅神社) ⑧千家(せんげん)さん(浅間神社) ⑨八幡さん(乙川八幡社...